長野茅野市手話サークル、市聴覚障害者協会共催の特殊詐欺防止教室が4月9日にありました。皆様も、「オレオレ詐欺」にお気をつけてください。

山脇 勝典さんからの投稿です。

電話の声が聞こえないから「オレオレ詐欺」にだまされない―それは大きな間違い。

全国的に聴覚障害者の被害の被害が出ています。

長野茅野市手話サークル、市聴覚障害者協会共催の特殊詐欺防止教室が4月9日、ゆいわーく茅野で開催し、15人が被害実態を知り、意識を高めました。

講師は茅野警察署生活安全課生活安全係の小池栄太係長。

パソコンや携帯電話に送られてくる架空請求、還付金を支払うと言って振込操作をさせる還付金詐欺、お金を貸すと言いながら保証金をだまし取る融資保証詐欺、異性との交際あっ旋詐欺の実例、件数、被害金額などを話しました。

被害額が億単位に上ることに参加者らはびっくり。

被害者の大半が「自分はだまされない自信がある」と答えていることからも、だましの巧みさがうかがえます。

質疑応答では、「新聞拡張員が深夜に来たり、なかなか帰ろうとしないが、どうしたらいいか?」との質問に「断る意思を明確にし退去を求める。警察に通報することを伝える」と。

また、「詐欺の疑いのある件、困り事があれば気軽に警察に相談して」と呼びかけました。

聴障者の知識、文化向上を目的にした催しは活動の柱の1つ。

これまでに災害対策、救急法、介護、中華・韓国、消防へのメール通報などの教室、講演をタイムリーに開いてきました。