東京都千代田区において、「障害者の意思疎通に関する条例案」を都内の自治体で初めて制定。

中山隆子さんからの投稿です。


千代田区議会は十九日、手話や要約筆記、点字、音訳など、障害者が自身の特性に応じたコミュニケーション手段を取れるよう配慮する「障害者の意思疎通に関する条例案」を全会一致で可決した。

区によると、障害者のコミュニケーション手段に関する条例の制定は都内の自治体で初めて。

障害者の意思疎通で都内初の条例制定 千代田区
千代田区議会は十九日、手話や要約筆記、点字、音訳など、障害者が自身の特性に応じたコミュニケーション手段を取れるよう配慮する「障害者の意思疎通に関する条例案」を全会一致で可決した。区によると、障害者のコミュニケーション手段に関する条例の制定は都内の自治体で初めて。条例は、障害者が日常生活や社会生活を営む上で、円滑な意思の疎通を図れるようにするのが目的。区の責務として、災害時を含めてそうした環境を整えるよう定め、区民にも同様の配慮を要望している。また、企業の本社が集まる区の特性から、事業者には区外にある事業所を含めて合理的な配慮をするよう求めた。区は今後、職員向けの研修や、区民、事業者向けの講習会を開く。 (北爪三記)