熊本・大分地震から、半年経ちました。今もなお、避難生活を続けている人達がいます。地震発生した当時、避難場所で皆と同じように安心して援助してもらえなかった人達がいました。

パン1個をもらいにも行けない。

熊本地震で避難した障害者が語る「置き去り」の感覚

熊本・大分地震から、半年-。

地震が起きた当時、障害者達はどんな風に過ごしたのか?

また、避難場所できちんとリアルタイムに情報は行き届いていたのか?

全ての障害者達が安心して避難生活が送れていたのか?

災害大国、日本。

誰しもが「もしもの時」の支援からこぼれ落ちないための備えが、いま求められている。

「熊本地震の被災地で、障害者は見えない存在になってしまった」
自らも被災した専門家や当事者たちは、そう語る。
日常生活でさえ一般の人たちより困難な障害のある人たちは、災害時にどんな避難生活を送っていたのか。
熊本地震から半年が経った。
その実態を知ると、さまざまな課題が浮かび上がってくる。