エプソンのスマートグラス「MOVERIO」って何?字幕付き上映のメリットとは?が詳しくわかる記事が掲載されていました。
映画を楽しみたい聴覚障害者たちは、いっぱいいます。
エプソンのスマートグラス「MOVERIO」を使って字幕を表示して映画を楽しめるサービスが始まりましたが、それを利用している神奈川県のチネチッタの担当者に、MOVERIOを使った字幕付き上映のメリットについてインタビューした記事です。
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映画館で映画を観たいという聴覚障害者、あるいは耳が聞こえにくい高齢者向けに、字幕付き邦画が上映されている。セリフなどが字幕で表示されるため、聴覚に障害があっても映画を楽しめるのだが、対応する映画は多くない。またこういった字幕付き邦画は決まった上映時間にしか上映されておらず、観られる時間が限られている。これに対して、エプソンのスマートグラス「MOVERIO」を使って字幕を表示して映画を楽しめるサービスがスタートした。「MOVERIO」を装着した観客のみ目の前に字幕が表示されるため、ほかの映画鑑賞者に影響せさせることなく、従来よりも手軽に映画を楽しめるようになったのだ。技術的には、対応する字幕データが提供されている映画なら、いつでも、どこの映画館でも字幕付きで映画を視聴でき、聴覚障害者の映画鑑賞の機会がさらに拡大することが期待できる。この仕組みを用いて、立川シネマシティ(東京都立川市)、チネチッタ(神奈川県川崎市)、ミッドランドスクエア シネマ(愛知県名古屋市)、大阪ステーションシティシネマ(大阪府大阪市)の4館でMOVERIOを貸し出すサービスが9月9日から開始されている(主催:全国興行生活衛生同業組合連合会)。 今回は、そのひとつである神奈川県のチネチッタの担当者に、MOVERIOを使った字幕付き上映のメリットについて話を聞いた。
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