ある高度難聴のお嬢さんがおられるお父さんが、ろう学校からの課題をうけて、それが1冊の本になりました。

財津公美さんからの投稿です。

 『宿題の絵日記帳』を紹介します。

娘の2歳から6歳までの4年間の成長を描いた、父の手による、「絵日記」。
それが、一冊の書籍としてまとめられた。
タイトルは、『宿題の絵日記帳』。
なぜ「宿題の」なのか。それは、絵日記が保護者への宿題だったから。
生まれつき高度難聴だった娘が通う聾(ろう)話学校。
ここでは手話ではなく口話でのコミュニケーションを身につけていくための教育が行われる。その聾話学校で、子供と先生の会話の練習をするための補助のため各家庭に出されたのが、家庭での様子を記した絵日記だ。

高度難聴の娘と4年間対話した父の「宿題」絵日記で紡がれる家族の情景