「110番の日」の1月10日、一宮署は県立一宮聾(ろう)学校で、「Web110番」の利用方法を説明しました。

記事の終わりに、 『蟹江署須成駐在所の星川省二警部補(60)も手話通訳として参加した。』 と、書かれていますが、蟹江署に近い方は、困りごとがあればこちらの星川警部補に手話で相談できそうですね!!

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「110番の日」の1月10日、一宮署は県立一宮聾(ろう)学校(一宮市大和町)で、聴覚障害者向け通報システム「Web110番」の利用方法を説明し、生徒らに活用を呼び掛けた。

Web110番は、2004年4月から運用が始まった。

スマートフォンから県警のホームページにアクセス、「Web110番(聴覚や言語等に障害のある方へ)」をタップするとサイトにつながり、位置情報などを入力、県警とやりとりする。

簡単な質問事項に回答して送信することで、事件、事故などの情報を県警に伝える。

説明には、中高等部の生徒約50人が参加した。

署員からシステムの説明を受けた後、実際にスマホを使って通報画面まで操作した。

またかばんを盗まれたとの想定で、高等部3年の川合康平さん(17)が県警と実際に通信のやりとりをした。

川合さんは「Web110番は初めて知り、入力も簡単にできた。私は電話ができないが、Web110番ならメールでやりとりが可能なので、あった方がいい」と話していた。

同署は「事件事故に遭ったら、ためらうことなく、利用してほしい」とPRした。

会場では、約30年前に手話を覚え、聴覚障害者の交通指導などを行っている蟹江署須成駐在所の星川省二警部補(60)も手話通訳として参加した。 

http://mainichi.jp/articles/20170111/ddl/k23/040/223000c