iPhoneの留守番電話はテキストで「読む」ことが出来ます。でも、iOS 10にアップデートした場合です。出来ない場合は、「スマート留守電」というアプリで出来ます。

iPhoneには、「ビジュアルボイスメール」と呼ばれる留守番電話機能が搭載されている。

これは、留守番電話の音声を“デジタルデータ”として扱うことができるため。

iOS 10では、留守番電話機能も久々に進化し、Siriがテキスト化を行ってくれるようになる。テキストであれば、自分のペースで読むことができ、時間の節約になる。不要な留守番電話を読み飛ばせるのも便利だ。

ソースネクストの「スマート留守電」でテキスト化した留守番電話。

完全ではないが、意味は十分わかる。

アップデートが待てないという人は、アプリを利用する手もある。ソースネクストが販売する「スマート留守電」は、月額360円。

ユーザーごとに専用の電話番号が発行され、そこに対して電話を転送するという仕組みで、実現している。

サーバー側に録音された音声は、クラウド上でテキスト化され、ユーザーの手元に届く。

ここまではiOS 10で登場予定の機能とほぼ同じだが、「スマート留守電」の場合は、指定したメールにテキストを送るよう設定することも可能だ。

普段PCで使っているメールアドレスを設定しておけば、会議中に留守電の内容をチェックでき、折り返しが必要かどうかがすぐにわかる。

クラウド側に電話帳を持っているため、マッチすれば、誰からかかってきたかも事前に確認できて便利だ。