【全国初】岐阜県で、県と障害者放送機構が災害時における緊急災害ニュースを字幕や手話付きで放送できるように協定を結びました。

災害時が発生した際、多くの聴覚障害者が困ったことの1つに、避難所などでテレビに字幕や手話付きのニュースが流れなかったことです。

普通のニュースだけでは、詳細がよくわからず、大事な情報を逃していることがあります。

字幕や手話付きだと、リアルタイムで様々な情報を安心して得ることができるので、こういった動きはとても素晴らしいと思いますね!


避難所で字幕ニュース 県と障害者放送機構が協定 - 岐阜新聞 Web

岐阜県と認定NPO法人CS障害者放送統一機構(大阪市)は7日、災害時における障害者支援に向けた包括的連携協定を締結した。大規模災害が発生した際、テレビの緊急災害ニュースを字幕や手話付きで見ることができる機器などを県内の福祉避難所に優先的に設置してもらう。全国初の取り組みという。 同機構は、聴覚障害者向けに手話や字幕による情報を独自のCS通信で発信。テレビに機器を備え付けると、特定の緊急災害ニュースが字幕や手話付きで見ることができる。また、視覚障害者向けに地デジテレビの音声が聞けるラジオも設置される。 東日本大震災以降、災害時における障害者らへの情報伝達支援に対する要望が県に寄せられていた。災害時、県からの要請を受けた同機構は、障害者らを受け入れる福祉避難所479カ所などに情報受信機器を設置する。 協定締結式が県庁であり、古田肇知事と高田英一理事長が協定書に調印。古田知事は「災害時に刻一刻と変化する情報を的確に伝えるのは重要なこと。避難所の生活向上とともに、安全の確保に期待したい」、高田理事長は「南海トラフ巨大地震の発生が指摘される中、岐阜県と協定を結んだことは意義がある」と述べた。【音楽】『Two Jupiters』

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