北海道・札幌市で全国初の耳が聞こえない高齢の方のためのサービス付き住宅への入居が始まった。
稲荷山尚美からの投稿です。
札幌市に開設されました。
ろうのお年寄りが、ほほえみいっぱいの暮らしができますね
手話対応高齢者向け住宅が開所
手話ができるスタッフを配置するなどして耳が不自由なお年寄りが生活しやすいよう配慮した高齢者向けの住宅が全国で初めて札幌市に作られ1日から入居が始まりました。
入居が始まったのは札幌市手稲区に建設されたサービス付き高齢者向け住宅、「ほほえみの郷」で、1日は住宅を運営する札幌市の聴覚障害者で作る団体、「札幌聴覚障害者協会」などの関係者が集まって開所式が開かれました。
はじめに協会の渋谷雄幸理事長が「『ほほえみの郷』という名前の通り、入居者が笑顔で暮らせる住宅になって欲しい」と手話であいさつしました。
そして、テープカットが行われたあと、さっそく3組の入居者が部屋に荷物を運び入れていました。
この住宅には20世帯が入居でき、耳が不自由なお年寄りが生活しやすいよう手話ができるスタッフが11人配置されるほか、災害などの緊急の際には光や振動で知らせる機器が備えられています。
協会によりますと、耳が不自由な人のためのサービス付き高齢者向け住宅は全国で初めてだということです。
住宅を管理する樋口あやこさんは「利用者が安心・安全に過ごせるよう、スタッフ一同頑張りたい」と話していました。
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