東京オリンピックに向けて、ヘルプマークがJIS規格になる見通し。また狛江市は聴覚障害者用災害ベストやヘルプマーク型筆談器具も開発。
中山隆子さんより投稿
今後の参考に
・「ヘルプマーク」がJISに!普及に弾み
・ こまベストとヘルプマーク型筆談具
▼東京新聞 2016年2月1日
外見からは障害があると分かりにくい人が周囲に援助を求めやすいよう東京都が作った「ヘルプマーク」が、七月にも日本工業規格(JIS)に加わる見通しになった。二〇二〇年東京五輪・パラリンピックに向け、国内の統一マークとして普及に弾みがつきそうだ。
三十一日の経済産業省の有識者委員会で、JIS改正案に盛り込むことが決まった。今春開かれる国の審議会やパブリックコメントの手続きを経て正式決定され、早ければ七月にJISに加えられる。
ヘルプマークは義足を利用する人や内臓の機能障害がある人らが必要な援助を得やすくなるよう、一二年十月に都が作った。車両の優先席付近に説明を掲示し、マークをかたどった赤い樹脂製のひも付きカードを都営地下鉄やバスの営業所で無料で配布し、昨年末までに十六万人が受け取った。
都は作製のためのガイドラインを公開し、全国に利用を呼びかけてきた。これまで京都や徳島など五府県が導入し、年度内に神奈川でも配布が始まる予定。
▼東京都狛江市(こまえし)
平成27年12月~
【聴覚障がい者用災害器具】
〔こまベスト〕災害時に聴覚障がい者が周囲に支援が必要なことを知ってもらうために着用するベストです。
〔ヘルプマーク型筆談具〕他者との筆談による意思疎通に役立ち、繰り返し書いたり消したりすることができます。
〔対象〕狛江市内在住で、身体障がい者手帳(1級から6級まで)を所持している聴覚障がいのある方
平成27年3月~
「視覚障がい者用災害ベスト・こまベスト」
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