ろうの子どもたちに手話を言葉で教えないことが子どもたちの発達や言語力を奪うことになっているかをアメリカの機関が動画で説明しています
Reem Mohamedさんより投稿
ろうの子供たちに手話で「言葉」を教えないことが、いかに子供たちの発達(言葉の遅れなど)や言語剥奪(言語権を奪う行為)になっているかをわかりやすく説明している動画。
https://www.facebook.com/hotmirin/posts/10209923923473793
管理人より補足:通常、聞こえる子どもは耳で言葉を覚えます。例えば赤ちゃんがミルクが欲しくて泣いている、それを聞いたお母さんは「ミルク」と話しかける。すると赤ちゃんは「そう!ミルクが欲しいの!」と思う。こうやって、お母さんに自分の言いたいことが通じたという喜びを積み重ねていく。
でもろうの赤ちゃんはそれができない。お母さんから「ミルク」と話しかけられても聞こえないから「通じない」という悲しみだけが積み重なっていく。
聞こえる赤ちゃんと聞こえない赤ちゃんでは「欲しいものを与えてもらう喜び、通じる&分かってもらう喜び」の差が格段に違うため、それが大きくなってからの心理形成や学力の発達などにも影響する。。。という話。
これは、ろうの赤ちゃんには声だけで語りかけるのではなく、身振り手振りやベビーサイン、手話など「目に見える形で語りかけていく」ことが大事だということを示しています。
そしてアメリカには聾の子どもたちも色々といること、手話を言語として尊重することをもっと考えていくことが子供の人格形成には大切だ、ということを話しています。
0コメント