アメリカからです。オーシャンシティ高校の、ASL(アメリカ手話)クラスの学生たちは、テレビ電話で同時多発テロ生存者の一人で、聴覚障害者の、Carl Andreasen さんの体験談を聞きました。

2001年9月11日に同時多発テロが発生してから今年で15周年。

同時多発テロ生存者の中に聴覚障害者がいた。

オーシャンシティ高校でASL(アメリカ手話)クラスの学生たちは、テレビ電話で同時多発テロ生存者の一人、Carl Andreasen さんの体験談を聞いた。(手話でです)

2001年9月11日午前8時46分に、ハイジャックされたアメリカン航空がマンハッタンにあったワールドトレードセンターに突入した時、彼は同センターの北タワーの71階で働いていた。

その時に、スーザンという聴覚障害者の同僚と2人で階段を下りて避難したが、45分かかった。

また午後7時までは、ジャージーシティの自宅で待っている妻と子供たちと連絡を取ることが出来なかった、とも語りました。

またCarl Andreasen さんは、1993年2月26日にワールドトレードセンターの地下駐車場で爆弾が爆発した事件にも遭遇しています。

二回もこのような経験をしたことは、(ろう者にとって)いかにどのように対応すればいいのかを多くの人に伝えることは実に重要なことで貴重なことだと、ASLクラスの教師はそう言っています。

Deaf 9/11 survivor shares his story with Ocean City sign language students