エジプトからです。聴覚障害者の若者たちが、エジプトの聴覚障害者を取り巻く状況を訴えるべく舞台で演技しています。

Reem Mohamedさんより投稿です。

エジプトの家の近くには、ろう学校があり道端でろうの子供たちが手話で話しながら通っているのをよく見かけます。

エジプトには500万以上の聴覚障害者がいます。

そして、彼らのほとんどは手話でのコミュニケーションに頼っているため、家族でも意思疎通が出来ていないというケースもいくつか見られます。

そして、手話通訳などの情報保障も不足しているため、エジプトでは色々と問題が起きたりして、聴者と聴覚障害者の壁が高かったりします。

その問題提起を演劇で、プロの俳優と聴覚障害者の若者たちが演技し、少しずつ少しずつではありますが、聴者の中にも理解を示してくれる人が増えてきています。

舞台に立っている人や演出家は私の友人ですが、みんな一生懸命エジプトにおける聴覚障害者たちが抱えている問題を伝えようと頑張っています。