今年3月、「盲ろう者」として、日本で初めて盲導犬の使用を認められた男性に密着した映像が放送されますので、ぜひどうぞ。
道を拓(ひら)く 盲ろう者と盲導犬
再放送 2016年7月15日(金) [Eテレ] 午後0時45分~
内容
今年3月、「盲ろう者」として、日本で初めて盲導犬の使用を認められた男性がいます。
門川紳一郎さん(51)は、生まれたときから強度の弱視で、4歳の時の病気で失聴。
さらに40代になって、視力を完全に失いました。
歩くこともままなくなり、失意の底にあった門川さんの元へやって来たのが、盲導犬ベイス。
通勤や散歩が自由にできるようになり、門川さんは歩くよろこびを取り戻しつつあります。
しかし、盲ろう者と盲導犬が暮らすのは初めての試み。
意志の疎通が上手くいかないことや犬の体調管理の難しさなど、様々な課題も浮かび上がってきました。
共同生活が始まって3カ月。
試行錯誤が続く日々をみつめます。
色つきの文字はリンクと繋がっています。
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【参考URL】
盲ろう者へ盲導犬を提供しているアメリカの団体について
連絡先 ※英語:TEL:010-(1)-248-651-9011 メール:leaderdog★leaderdog.org(★マークを@に変えて下さい)
詳しくは、"Leader Dogs for the Blind" Webサイトをご覧下さい。
盲導犬と聴導犬を兼ねる犬を育成しているイギリスの例について
イギリスでは、盲導犬と聴導犬の育成団体が連携して、二つの役割を兼ねる犬“Dual Purpose Dogs”(二重目的犬)を、盲ろう者のために育成しています。二重目的犬は、歩行を補助するほか、日常生活において重要な音をユーザーに知らせます。火災報知器や目覚まし時計のベル、赤ちゃんの泣き声など、最大6つの音に対応することができます。二重目的犬のはじまりは、中年になって失明した聴覚障害者の女性が、育成団体に働きかけたことでした。2003年に第一頭目の提供が行われ、これまでに34頭が盲ろう者のもとへ派遣されています。
詳しくは、“The Guide Dogs for the Blind Association”のWEBサイトをご覧下さい。
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